


安全運転には知識が必要、というメインテーマに沿って制動の話をしてきましたが、
調べれば調べるほど、知れば知るほど奥が深い世界であることがわかりました。
今回から、制動の要となる「タイヤ」について特集します。
タイヤは制動の要です。ブレーキがどんなに利いてもタイヤが滑ってしまっては車は止まりません。
氷の上で自転車をこいで、急ブレーキをかける事を想像してください。タイヤは見た目停止しているのに、
慣性の法則で滑走が止まらない状態のことを指しています。
では、「止まりやすい」タイヤとは、どんなタイヤでしょうか。
先ず基本として「一番滑りやすい状況で、効果を発揮する仕組み」をご紹介します。
実はタイヤの表面にある溝や切れ込み(トレッドパターン)です。溝は雨の日に「タイヤと路面の間の水を排除」するため刻まれています。。
路面は、雨が降ると摩擦係数が一気に低下して、すべりやすくなってしまいます。
さらにクルマが水のたまった状態の路面を高速で走行すると、タイヤが路面と接地面の間にある水を排除できずに、水の抵抗によって浮き上がってしまいます。この水面上をすべるようになる現象をハイドロプレーニング現象といいますが、ハイドロプレーニング現象が発生すると路面に力が伝わらなくなり、クルマはコントロール不可能の状態に陥り、大変危険です。
一般的なタイヤに見られるタテ型の溝は、タイヤの前後へ水を流して出す仕組みです。
言われてみればとても簡単かつ効果的な仕組みだと思いませんか?
最近では、改良が進み、V字型の溝を持つパターン形状を採用することによって、排水性をさらに高めています。
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テーマ : 車関係なんでも - ジャンル : 車・バイク